A REPORT of SHUICHI YAMAMOTO

岡山県会議員 山本秀一

山本秀一近影1
山本秀一近影2

今日のひとこと

中学校の武道館建設について
2009年06月06日(土)

 元タレントの森田健作千葉県知事が一躍有名になったのは、剣道少年をテーマにした『俺は男だ』でした。当時流行の「スポ魂」物のハシリでもありましたが、剣道着姿の森田健作さんが夕日を背に、鎌倉近くの由比ガ浜をランニングする姿は実に凛々しいものがありました。

 森田さんは私生活でも剣道家のお爺さんに薫陶を受け、二段の腕前であることが報じられていましたが、知事に当選して以降、「二段は単なる自称」である旨が明らかになりました。

 毎度の事ながら、前置きが長くなりました。実は私は中学三年間剣道部へ所属し、中二の秋に初段になっていました。当時邑久郡内には今の三中学校の他、裳掛中学がありました。当時から在校生数は少なかったものの、兎に角剣道は強く、トーナメント戦で一回戦が裳掛中学なら「ありゃ、決勝戦には進めないや」と諦めの境地に陥る有様でした。

 裳掛地区では、後に永年邑久町議会議長をされた坂本二郎さんとう素晴らしい指導者がいて、終戦直後GHQによって禁止されていた剣道が復活すると同時に、坂本邸の庭で地域の方々が剣道の鍛錬を始めたのがきっかけで、地域に剣道が浸透し、国体選手や全日本選手権出場者がでるまでに盛り上がっているのです。そしてその伝統は今に引き継がれています。

 また私が中学在学当時、長船中学は柔道部が大変強くて、県大会で連続して決勝進出したり、個人戦では覇者が出たりしていました。

 再来年から義務教育現場で男女とも『武道』が必修となります。それを見越してか先般成立した平成21年度補正予算には、公立中学への武道館建設・整備促進のための国庫補助予算が文部科学省マターで45億円計上されています。また同じくその補正予算には内閣府の「地域活性化・公共投資臨時交付金」も計上されており、双方を併用することが認められています。

 そのような「補助」や「予算」があるから使うという発想が戦後の地方自治財政の主流であり、今になっておかしくしてしまった元凶であることを忘れてなりませんが、例えば一億円の中学校武道館を建設する場合、最大、文部科学省の「安全・安心な学校づくり交付金」が5千万円、前述の内閣府の「地域活性化・公共投資臨時交付金」が4,500万円交付金が出るということは、瀬戸内市などの自治体は500万円の負担で済むということです。

 またこの補正には木造武道館を建設する場合には林野庁マターで「森林整備加速化・林業再生事業費補助金」というものもあり、内装は林野庁、内装以外は文部科学省マターで整備すれば、地元自治体の負担は財政力によっては極々僅かになる可能性もあります。

 国会議員の皆さんに、瀬戸内市内へも一つくらいは予算配分されるようご尽力いただきたいと思います。