|
|

- 随分ご無沙汰してました
- 2008年07月04日(金)
二ヶ月半、ちょっとした研究に没頭しており本項の更新をストップしていました。時間があれば国立国会図書館へ籠もり、東京、大阪、岡山を走り回っていました。
二ヶ月半もあれば様々な出来事にも遭遇しましたし、色々な方にもお目にかかりましたが昨日遭遇した実に奇妙なグループのことを記したいと思います。
最初は関西方面のお世話になっているA氏から銀行の頭取クラスを紹介して欲しいとの依頼があり、理由を聞くとこの度の北海道洞爺湖サミットを記念して「G7」から日本の基幹産業を育成するための莫大な資金が地方銀行以上の銀行の頭取個人に提供されるとのこと…。
典型的なM資金の勧誘話ですがA氏に幾ら詐欺話で、印紙税代だの手数料だので先に数億円騙し取られて、支払うと同時にその情報源は消息不明になると教え諭しても全然聞く耳を持ちません。しかし国の機関や為替制度が分かる人なら誰でも分かる稚拙な話。G7からG8に参加国が増えて十年近くになるはずなのに、それ自体怪しさを倍増します。
A氏の顔を立てる意味で約束の時間に赴きました。超一流企業の役員風の紳士とヨレヨレのシャツに破れかぶれのバッグを持って歯が何本か抜けた男性が現れました。
話の内容は ・G7は先進国首脳会議ではなく「蔵相・中央銀行総裁会議」であり、戦後昭和天皇からGHQが没収した資産をG7が運用し、その三分の一は日本が自由に使える。三年程前には某都市銀行の頭取に4000兆円の支払いが決まったが他言したため話が流れた。兎に角最初から最後まで秘密裏に勧めなくてはならない。(私に話が来た段階でもう既に秘密ではないはずですが…)
・アメリカから日本銀行に送金があり、その日の内に頭取の個人口座にその九割程が振り込まれる。(『銀行の銀行』の日銀から振り込まれる!?)
・財務省の中に唯一人だけその秘密基金の担当者がいるだけなので、幾ら貴方が国家公務員や代議士秘書を経験していても、その事実を知るわけがない。(その一人はどうやって選ばれるの?その人が急死したらどうなるの?→ちゃんと保佐人がいるので滞ることはない。※なら一人だけじゃないですね云々)
ここまで来ると余りに低俗で、やり取りを記すのも億劫になってきました。M資金といえば昔俳優の田宮次郎さんが引っかかり猟銃自殺したり、日本を代表する自動車会社の社長が被害にあったことが有名ですが、何時まで経っても根絶しないのが不思議で仕方ありません。
ちなみに国家予算の話を説明す時、毎日毎日計算なしで百万円づつ使っても使い切るには2740年弱かかり、お釈迦さんや孔子・孟子の時代から百万円づつ使っても使い切れない金額だと例示されますが4000兆円などという金額がどれ程のものかも分からない面々の詐欺話。A氏のような地位も名誉もあり、実に冷静な方でも信じ込んでしまうことに驚きとともに恐怖を感じた次第です。
|
|
|